About Vixen POLARIS・R-150S


 手動赤道儀に載せた40年程前の望遠鏡です。機構が単純なことから光軸調整等のメンテナンスが自分で行えます。観測には星座早見盤と方位磁石を併せて使用しています。最近譲り受けたものですが、バブル期のもので造りが良く、まだ使用可能です。

 
ビクセン ポラリス R-150S

Vixen POLARIS・R-150Sの仕様

有効径:150o、焦点距離:750o、口径比:F5、放物面:マルチコート
鏡筒外径:176o、鏡筒長:715o、鏡筒重量4.8s
集光力:459倍、極限等級:12.65等星
ファインダー:スポットファインダー(等倍)
赤道儀、赤経・赤緯全集微動
赤経は10分刻み(副目盛1分)、赤緯は2度刻み(副目盛0.1度)まで読取り可

極軸望遠鏡内蔵:口径20o、倍率6.0倍、北極星導入スケール
観測月日と時刻を合わせ北極星の位置を指定可

三脚:アルミ伸縮式(長さ85p〜110p程度)
バランスウェイト:13s、バランスウエイトシャフト:長ネジ

総重量:39.0s


 なお、2025年現在販売されている150mm反射望遠鏡にはケンコー・トキナー「スカイエクスプローラー SE 150N」というモデルがあるようです。


ビクセン ポラリス 付属品
 
 接眼レンズから最新のスマートフォンのCMOSで撮れば詳細に映すことが可能でしょう。また撮影する際は連射し、スタック処理等を施してみます。

月観測:R-150SとAQUOS sense6の組合せ


土星観測:R-150SとAQUOS sense6の組合せ


火星観測:R-150SとAQUOS sense6の組合せ


こと座流星群観測:R-150SとAQUOS sense6の組合せ

 凍えるような星空の下、防寒着に手袋とマフラーをして、折畳みチェアーにゆっくりと腰をかけ、温かいコーヒーを飲みながらのんびり天体観測をする、そんな生活を夢見たこともあります。夏でも、富士山の6合目辺りでそんなことができそうです。

 数年前よりスマートフォンからWiFiやBluetooth接続で遠隔操作可能なフルオートのデジタル望遠鏡が売られています。ビクセンですと「Seestar S50やS30」となりますが、もう少し性能が向上した際は使用してみようと考えています。